SIMカード
投稿日時:2024.12.05
格安SIMへ乗り換える手順を紹介!事前準備や注意点も分かりやすく解説
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現在大手通信キャリアをお使いの方の中には、月額料金が高いから格安SIMに乗り換えたいという方も多いと思います。
しかし、乗り換える手順が分からない方や格安SIMに乗り換える際に何を準備したら良いのか分からない方もいるでしょう。
結論として、格安SIMに乗り換える手順は4ステップです。
本記事では格安SIMに乗り換える手順、メリット・デメリットや乗り換える際の注意点を紹介します。
新しくスマートフォンを買い替えようとしている方や今のスマートフォンを契約したまま月額料金を安くしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
別記事ではおすすめの格安SIMの比較をしている記事もあるので、お得に乗り換えたい方はこちらも必見です!
格安SIMとは|安い月額料金で利用できるSIMカード
格安SIMとは、大手通信キャリアのインターネット回線を借りてサービスを提供するSIMカードのことです。
実店舗を持たないことが多いので月額料金が安めな場合があります。
この見出しでは、格安SIMのメリットとデメリットの両方を紹介します。
格安SIMに乗り換えようと検討している方や今現在利用しているスマートフォンの契約内容に不満がある方の役に立つ情報となっています。
メリットとデメリットが分かると、格安SIMが自分に合っているのか確認することができるでしょう。
格安SIMの2つのメリット
格安SIMのメリットは下記の2つです。
- 月額料金が大手通信キャリアと比べて安め
- あまりデータ通信を利用しない方向けのプランが充実
まず1つ目に、月額料金が大手通信キャリアと比べて安めというメリットがあります。
大手通信キャリア | 格安SIM |
ドコモ【eximo】 1~3GB・5,665円/月 | irumo 3GB・880円/月 ※通常料金:2,167円 |
ソフトバンク【ミニフィットプラン+】 ~3GB・5,478円/月 | Y!mobile 4GB・1,078円/月 ※通常料金:2,365円 |
というのも、格安SIMとは大手通信キャリアからインターネットや電話の回線を借り、SIMカードを使って回線を提供するという仕組みだからです。
実際にほぼ同じデータ通信量で比べた時に、大手通信キャリアは約5,000円ですが格安SIMだと約2,000円なので安めと言えるでしょう。
2つ目のメリットは、あまりデータ通信を利用しない方向けのプランが充実していることです。
主な使用目的がメールやLINE・ウェブサイトの閲覧の方はデータ通信料をあまり使わないので、格安SIMがおすすめです。
格安SIMの2つのデメリット
格安SIMのデメリットは下記の2つです。
- 大手通信キャリア独自のサービスが使えなくなる
- 通信速度が大手通信キャリアと比べて遅くなることがある
乗り換え前に利用していたキャリア独自のアプリやサービス・メールアドレスは使えなくなることが多いです。
しかし、ソフトバンク・ドコモ・auは有料で引き継ぐことができます。
また、通信速度が大手通信キャリアと比べて遅くなることがあるというデメリットもあります。
というのも格安SIMは大手通信キャリアから回線を借りてサービスを提供している仕組みだからです。
このような仕組みなので、借りている回線の本数に対して利用者が増える場所・時間帯によっては通信速度が遅くなることがあります。
どのくらい遅くなるのかMbpsを見てみましょう。
「Mbps(メガビーピーエス)」は、データの転送速度を表す単位です。「Mega Bit Per Second」の頭文字を取ったものであり、1秒間に転送できるデータ量を表します。(略)実際はネットワークの状況などにもよりますが、Mbpsは、数値が大きいほど1秒あたりに転送できる容量が増えて、速度も上がります。
大手通信キャリア | 格安SIM |
ドコモ 【上り】 最大値:127 最小値:1 【下り】 最大値:818 最小値:2 | イオンモバイル(au回線) 【上り】 最大値:112.5 最小値:- 【下り】 最大値:958 最小値:- |
ソフトバンク 【上り】 最大値:125 最小値:2 【下り】 最大値:1,262 最小値:20 | Y!mobile 【上り】 最大値:37.5 最小値:- 【下り】 最大値:187.5 最小値:- |
上り下りとは、スマートフォンからの送信(上り)やインターネット上から受信(下り)のことを意味します。
上記の表を見ると、格安SIMは大手通信キャリアと比べて上りも下りもほとんどが遅いことが分かります。
このような点が格安SIMのデメリットと言えるでしょう。
格安SIMへ乗り換え前に準備するもの
格安SIMに乗り換える前に準備するものを紹介します。
上記の準備をしていると、スムーズに格安SIMに乗り換えることができるでしょう。
この見出しを最後までご覧いただくと、格安SIMへ乗り換える前に準備するものが分かります。
また、現在利用しているデータ通信料や通話時間などの利用実績を確認することで、どの格安SIMに乗り換えようか選ぶことができるでしょう。
現在の契約内容を確認する
まず初めに、現在利用している携帯電話・スマートフォンの契約状況を確認しましょう。
多くの場合、現在の契約内容はキャリアが提供する会員ページや専用アプリで確認することが可能となります。
故障紛失サポートや迷惑電話を拒否するサービス・通話料がお得になるプランなどのオプションサービスも解約すると使えなくなる場合が多いです。
また、データ通信量や通話時間などの利用実績を確認することをおすすめします。
これらの情報を見ておくことで、自分の利用パターンに合ったプランを選ぶことができるため乗り換え後も快適に使い続けることができます。
格安SIMに乗り換えを検討している方は、まず現在の契約内容を確認しましょう。
MNP予約番号を取得する
現在使用している電話番号をそのまま引き継ぐ場合はMNP予約番号を取得しましょう。
MNPとはMobile Number Portabilityの略で、電話番号はそのままで移転先の携帯電話会社のサービスをご利用できる制度(携帯電話番号ポータビリティ)のことを指します。
引用:ソフトバンクの公式サイト
というのも、乗り換え前の通信会社でMNP予約番号を発行し、乗り換え先に申請することで電話番号を引き継いで使用できるという仕組みだからです。
このMNP予約番号の有効期限は15日間で、無料で発行できます。
取得するには各通信会社の公式サイト内の会員ページや電話窓口・店頭で手続きを行いましょう。
本人確認書類と引き落とし口座を用意する
そして、本人確認書類と引き落とし口座を用意しましょう。
本人確認書類は、マイナンバーカード・運転免許証・パスポートなど通信会社が指定するものが必要です。
顔写真入りの本人確認書類がない場合でも健康保険証と公共料金の領収書の組み合わせなど、複数の書類で本人確認が可能な場合もあります。
また、乗り換え先の格安SIMの引き落としのために口座やクレジットカードを準備しましょう。
未成年者が契約する場合は、親権者の同意書が必要となり、親権者の本人確認書類も併せて準備する必要があります。
格安SIMへ乗り換える手順は4ステップ
格安SIMへ乗り換える手順は下記の4ステップです。
格安SIMに乗り換えるには上記の4ステップだけなので、比較的シンプルな手順です。
一般的に、格安SIMの会社は実店舗を持たないことが多く、乗り換えの作業を自分でやることもあります。
乗り換えが不安な方はぜひ参考にしてください。
ステップ1:使用するスマートフォンを用意する
格安SIMに乗り換えるためには、まず今後使用するスマートフォンを用意しましょう。
お手持ちのスマートフォンをそのまま使用することも可能ですし、新たにスマートフォンを購入し格安SIMに乗り換えることができます。
この見出しではそれぞれのメリットや注意点も紹介します。
現在の利用状況や格安SIMに乗り換える理由が異なるので自分に合った方を選びましょう。
お手持ちのスマホをそのまま使用する
お手持ちのスマートフォンをそのまま使用して格安SIMに乗り換える場合、コストの面で大きなメリットがあります。
というのも、新しい端末を購入する必要がないため初期費用が抑えられるからです。
しかしお手持ちのスマートフォンをそのまま使用する際には下記のような注意点があります。
- 格安SIMに対応しているかどうか
- SIMロック解除が必要かどうか
- バッテリー機能や性能の劣化
- データのバックアップ
まず注意すべき点は、お手持ちのスマートフォンが格安SIMに対応しているかどうかです。
格安SIMの会社の中にはホームページで対応機種の一覧を見ることができるので事前に確認しておきましょう。
次に、SIMロックの解除が必要かどうか確認します。
SIMロック解除とは、ドコモの携帯電話機に海外のSIMカードなどを入れ替えて使用したい場合や、国内で他社のSIMカードなどを入れ替えて使用したい場合に必要な手続きです。
引用:NTTドコモの公式サイト
大手通信キャリアで購入した端末の多くはSIMロックがかかっているため、他社のSIMカードを使用するにはSIMロック解除が必要です。
SIMロック解除の手続きは、通常、現在契約しているキャリアのウェブサイトや店舗でできますが、手続きに時間がかかる場合もあるので、余裕を持って対応することをおすすめします。
また、お手持ちのスマートフォンのバッテリーの劣化や動作の遅さが気になる場合はバッテリー交換や初期化を検討してみてください。
さらにお手持ちのスマートフォンに保存されているデータのバックアップを忘れずに行いましょう。
特に、キャリアメールを使用している場合は、重要なメールアドレスの変更手続きや必要なデータのバックアップを事前に行っておくことが重要です。
スマートフォン本体も購入する
最新の性能が欲しい方や現在使用しているスマートフォンに不満がある方は、格安SIMへの乗り換えと同時にスマートフォン本体も購入するのがおすすめです。
格安SIMの会社が提供する端末から選ぶ場合、その会社のサービスと相性が良く初期設定が簡単なことが多いでしょう。
また端末代金を分割払いできる会社を選ぶと、初期費用を抑えることができます。
さらに、新しい端末を購入する際は、保証やアフターサービスについても確認しておくことをおすすめします。
格安SIM会社によっては、大手キャリアほど充実したサポートを提供していない場合もあるため、端末の故障や不具合が発生した際の対応について事前に把握しておくことが大切です。
ステップ2:MNP予約番号や本人確認書類など用意する
次のステップとして、MNP予約番号や本人確認書類などを用意しましょう。
まずMNP予約番号という10桁の番号を現在契約している通信会社から取得します。
取得方法 | 各通信会社の公式サイト内の会員ページや電話窓口・店頭 |
有効期限 | 発行から15日間 |
料金 | 無料 MNP転出の際に手数料がかかる場合がある |
MNP予約番号には15日間の有効期限があり、期間内に乗り換え先への申し込みを完了させる必要があるため、取得のタイミングは慎重に選びましょう。
また、MNP予約番号の取得は無料ですが、MNP転出の際に手数料がかかる場合があります。
この点も事前に確認しておくことをおすすめします。
ただし、携帯電話会社によってはこの手続きがいらないMNPワンストップという制度を導入している場合もあります。
MNPワンストップは、他社から電話番号を変えずに乗り換えるために従来必要だったMNP予約番号の手続きが不要になる制度です。 面倒なステップがなくなり、より簡単でより早く乗り換えが可能になりました。
引用:楽天モバイル
次に、本人確認書類の準備をしましょう。
これは、不正利用防止や犯罪抑止のために携帯電話不正利用防止法で義務付けられているものです。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- パスポート
これらの書類を事前に準備しておくことで、格安SIMへの乗り換え手続きをスムーズに進めることができます。
ステップ3:乗り換える先のSIMカードを申し込み・契約・開通する
ここまでできたら、乗り換える先のSIMカードを申し込み・契約・開通しましょう。
まず、選択した格安SIM事業者のウェブサイトやアプリから、希望するプランを選んで申し込みを行います。
この際、前のステップで準備したMNP予約番号や本人確認書類の情報を入力しましょう。
申し込み時には、利用するデータ通信量や通話プランなど、自分の利用パターンに合ったプランを選ぶことで、無駄な出費を抑えることができます。
契約が完了すると、SIMカードが郵送で届くので、同封されている説明書に従って開通手続きを行います。
この際、インターネット接続が必要となるため、Wi-Fi環境などを事前に準備しておきましょう。
開通手続きが完了したら、SIMカードをスマートフォンに挿入します。
SIMカードの挿入方法は機種によって異なるため、スマートフォンの取扱説明書を参照しながら慎重に行いましょう。
ステップ4:スマートフォンの設定をする
格安SIMへの乗り換えの最終ステップは、スマートフォンの設定です。
まず、APN(Access Point Name)設定を行う必要があります。
APNとは、スマートフォンがインターネットに接続する際に使用する接続先の情報です。
格安SIM事業者のウェブサイトやアプリには、APN設定の手順が詳しく説明されていることが多いので、それに従って設定を行いましょう。
次に、通話とメールの設定を確認します。
キャリアメールを使用していた場合は、新しいメールアドレスへの移行作業が必要になります。
最後に、各種アプリやサービスの再設定を行います。
特に、二段階認証を利用しているサービスでは、電話番号の変更に伴い再設定が必要になる場合があります。
格安SIMへの乗り換えの際に注意すべき点4つ
格安SIMに乗り換える際は下記の4つに注意しましょう。
上記のような注意点に気を付けないと予期せぬ支払いがあったり、格安SIMに乗り換えられなかったりする可能性があります。
格安SIMに乗り換えようと検討している方や乗り換えるための準備を進めている方はぜひ最後までご覧ください。
現在利用しているスマートフォンの残債
格安SIMへ乗り換える際の注意点の1つ目は、現在利用しているスマートフォンの残債です。
スマートフォンを24回や36回の分割払いで購入している場合、契約途中で解約すると残りの支払いを一括で請求されることがあります。
そのため現在の契約状況を確認し、残債がある場合はその金額を把握しましょう。
残債がある場合、一部の通信会社では解約後も分割払いを継続できるオプションを提供していることもあります。
事前に残債を確認することで、予期せぬ出費を避け、スムーズな乗り換えを実現することができるでしょう。
SIMカードのサイズ
格安SIMに乗り換える際の注意点の2つ目は、SIMカードのサイズです。
というのも、SIMカードには主に下記の3つのサイズがあり、使用する端末によって適合するサイズが異なるからです。
- 標準SIM
- microSIM
- nanoSIM
適切なサイズのSIMカードを選択しないと、端末で使用できない可能性があります。
取扱説明書やメーカーのウェブサイトで現在使用している端末のSIMカードスロットのサイズを確認しましょう。
また、eSIMというスマートフォンと一体型の場合は、SIMカードを購入・差し込みが不要となります。
適切なサイズのSIMカードを選択することで、新しい格安SIMサービスをスムーズに利用開始できます。
SIMロックの解除が必要な場合がある
格安SIMへ乗り換える際に注意すべき重要なポイントの1つが、SIMロックの解除です。
SIMロックとは、特定の通信事業者のSIMカードしか使用できないように端末に施された制限のことです。
大手キャリアで購入した端末の多くはSIMロックがかけられているため、他社のSIMカードを使用するには解除が必要となります。
まず、自分の端末がSIMロックされているかどうか、現在契約しているキャリアのウェブサイトやカスタマーサポートで確認しましょう。
ただし、2021年10月1日以降に購入された端末は、購入時からSIMロックがかけられていないため、解除の必要はありません。
SIMロックの解除方法は、各キャリアのウェブサイトや店舗で手続きを行います。
通信速度の制限
格安SIMに乗り換える際の注意点の最後は、通信速度の制限です。
格安SIMのサービスの仕組み上、大手通信キャリアと比べて通信速度に制限がかかることが多くなります。
格安SIMの月間データ容量はギガ数が少なめに設定してあることが多く、大手通信キャリアと比べてデータ容量を超過しやすいです。
そのため通信速度の制限がかかることが多くなります。
本記事前半でも解説しましたが、Mbpsによって通信速度を比較することができます。
格安SIMは大手通信キャリアと比べて遅くなる傾向があるので注意が必要です。
利用目的や頻度に合わせて適切なプランにすることで、自分に合ったデータ容量や月額料金のプランを選べるでしょう。
格安SIMに乗り換えてお得に利用しよう
本記事では格安SIMに乗り換える手順やメリット・デメリットを紹介しました。
また、格安SIMに乗り換える際の注意点も解説したので、スムーズに乗り換えることができるでしょう。
毎月の支払いを少しでも抑えたい方やデータ通信を利用しない方は格安SIMに乗り換えるのがおすすめです。
もし格安SIMに乗り換えるか迷っている方はぜひ現在の契約内容や利用状況を確認しましょう。
格安SIMへ乗り換える手順はここを押さえよう!
- 現在の契約内容や利用状況を確認
- 現在利用しているスマートフォンの残債に注意
- SIMカードのサイズは主に3種類
「ぴんとりと暮らし by PinT 」はPinT社員が監修しています。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新情報とは異なる場合があります。最新の価格や商品の詳細等については、各公式サイトよりご確認ください。
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キーワード一覧
格安SIMに乗り換えたいな~
???
乗り換えようと思って調べたら情報が多くてね・・・
(ふーん)
あ!関係ないって思ったでしょ!?
そんな態度だったら、節約のためにおやつ減らしちゃうからね!
(ガーン)
丁寧に教えるから、ぴんとりも最後まで読んでね!