SIMカード
投稿日時:2024.09.30
SIMロック解除とは?自分で解除する方法やメリット・デメリットを解説
※本ページはプロモーション(広告)が含まれています
※本ページはプロモーション(広告)が含まれています
「SIMロック解除とは?」
「SIMロック解除は自分でできる?」
上記のような悩みや疑問がある方もいるのではないでしょうか?
本記事では、「SIMロック解除とは何か」「SIMロック解除方法」を詳しく解説します。
【この記事を読んでわかること】
ロックが解除されているか確認する方法や注意点も解説しているため、SIMロック解除をしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
SIMロック解除って何?
「SIMロック解除」とは何を解除することなのか、解除するとどうなるかを詳しく解説します。
まず、SIMロック解除の解説前に、そもそも「SIMロック」が何かを確認しましょう。
SIMロックとは
SIMロックとは、携帯電話会社が自社のSIMカード以外を利用できないようにスマホにロックをかけるものです。
簡単にいうと、以下の組み合わせ以外では使えません。
- ドコモのSIM(MVNO回線を含む)+ドコモで購入したスマホ
- auのSIM(MVNO回線を含む)+auで購入したスマホ
- ソフトバンクのSIM(MVNO回線を含む)+ソフトバンクで購入したスマホ
SIMカードは、名前や電話番号などの契約者情報が記録されているICチップのことで、契約した携帯電話会社から貸与されるものです。
他社へ乗り換えようとした際にSIMロックがかかっているスマホでは、乗り換え先のSIMカードが使えません。
スマホはそのままで通信回線のみ他社へ乗り換える場合、スマホも同時に買い替える必要があるため、乗り換えのハードルが高くなります。
そんな時にSIMロック解除をするのが有効な手段です。
以下では、SIMロックを解除するとどうなるかを詳しく解説します。
SIMロック解除するとどうなる?
SIMロック解除をすると、スマホ購入元以外の携帯電話会社のSIMカードが利用できるようになります。
例えば、ドコモで購入したスマホでも、au・ソフトバンクのSIMカードを差し込んで電話・ネットが利用可能です。
SIMロック解除されているスマホを一般的に「SIMフリー」と呼び、キャリアを問わずにSIMカードを利用できます。
主に以下の方法でSIMロック解除が可能です。
それぞれの方法について、本記事中で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
SIMロック解除をするメリット・デメリット
SIMロック解除をするメリットとデメリットを解説します。
メリットだけでなく、デメリットも確認しておきましょう。
SIMロック解除のメリット
SIMロック解除をするメリットは、以下の通りです。
- 携帯電話会社を乗り換えてもスマホをそのまま利用できる
- 海外に行く際に現地対応のSIMカードを利用できる
SIMロックが解除されることで、スマホ購入元以外の携帯電話会社のSIMカードが利用できるようになります。
大手携帯電話会社より毎月の月額料金を安く利用できる「格安SIM」への乗り換えも可能です。
また、海外に行く機会がある方もSIMロック解除しておいた方が良いでしょう。
SIMロック解除されていると海外のSIMカードも利用できるため、渡航先のSIMカードを契約しても自分のスマホが利用可能です。
SIMロック解除のデメリット
SIMロック解除をするデメリットは、一度SIMロック解除すると再ロックできない点です。
全携帯電話会社で共通のため覚えておきましょう。
以前は、店頭でSIMロック解除をする場合に事務手数料3,300円がかかっていました。
しかし、2023年10月以降にSIMロック解除の事務手数料無料化が義務付けられたことで大きなデメリットが撤廃されています。
SIMロックされているか確認する方法
ご利用のスマホがSIMロックされているか確認する方法を紹介します。
そもそもSIMロックがかかっていないSIMフリー端末も存在するため、確認方法を把握しておくと良いでしょう。
2021年10月以降に発売の機種は原則SIMロックなし
法改正により2021年10月以降に発売された機種は、原則SIMロックが禁止になっています。
iPhoneの場合、2021年9月に発売されたiPhone13シリーズ以降は、どこで購入してもSIMロックがかかっていません。
Androidも同様に2021年10月以降に発売されているシリーズは、SIMロックがかかっていないSIMフリー仕様です。
自分のスマホにSIMロックがかかっているかどうかは、スマホの発売開始時期を確認するのが簡単でしょう。
iPhoneのSIMロックを確認する方法
iPhoneのSIMロックの状況は、以下の手順で確認できます。
- 設定アプリ内の「一般」を選択する
- 一番上の「情報」を選択する
- 「SIMロック」の項目を確認する
※iOSによって操作や名称が異なる場合があります。
SIMロックの項目が「SIMロックなし」と記載されていれば、SIMロック解除済みのiPhoneということです。
しかし、iOS14以降のバージョンでないと確認できないため、事前にアップデートしましょう。
iOS14へアップデートできないiPhoneは、購入元への問い合わせが必要です。
AndroidのSIMロックを確認する方法
AndroidのSIMロックの状況は、以下の手順で確認できます。
- 利用したいSIMカードをスマホに差し込む
- 設定アプリの「端末情報」を選択する
- 「SIMカードの状態」を選択する
- ステータスを確認する
※OSや機種によって操作や名称が異なる場合があります。
ステータスが「許可」であれば、SIMロックが解除されている状態です。
「未許可」の場合、ロックがかかっているため、SIMロック解除手続きが必要になります。
Androidのスマホは、OSや機種によって操作性が異なるため、注意が必要です。
また、利用したいSIMカードを所持している前提の確認方法なので、乗り換え前などに調べたい方は購入元に問い合わせましょう。
SIMロック解除の方法3つ
SIMロック解除を行う方法は、以下の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
ショップでSIMロック解除手続き
スマホを購入した携帯電話会社のショップへスマホを持参して、SIMロック解除手続きが可能です。
携帯電話会社別のSIMロック解除の概要は、それぞれ以下の通り。
キャリア | 条件 | 事務手数料 |
ドコモ | ・SIMロック解除対応端末であること ・おまかせロック中/端末ロック中でないこと ・水濡れや大きな破損がある場合、修理後の受付になる可能性あり | 無料 |
au | ・SIMロック解除対応端末であること ・ネットワーク利用制限にかかっていないこと | 無料 |
ソフトバンク | ・SIMロック解除対応端末であること ・ネットワーク利用制限にかかっていないこと ・利用料金を滞納中でないこと | 無料 |
条件はありますが、SIMロック解除対応端末であれば、その他の条件は満たしやすいです。
紛失・盗難した際にかけたロックがかかったままだと手続きができないだけなので、解除してから手続きできます。
また、ショップでSIMロック解除する場合は、以下を用意しましょう。
- SIMロック解除したいスマホ
- 本人確認書類(※)
※キャリアや契約によって異なる場合があります。
来店の手間はありますが、ショップスタッフに対応してもらえるので簡単にSIMロック解除できます。
また、2023年10月以降からショップでのSIMロック解除手続きの事務手数料が無料になりました。
スムーズに案内を受けるためにも来店予約を取ってから来店するのがおすすめです。
キャリアのマイページから手続き
キャリアのマイページから自分でSIMロック解除手続きが可能です。
SIMロック解除手続きの手順をキャリア別に紹介します。
- My docomoにログインする
- メニューの中から「サービス一覧」を選択する
- 「SIMロック解除」を選択する
- スマホのIMEI番号(識別番号)を入力する
- 注意事項を確認して解除手続きを申し込む
- My auにログインする
- メニューの中から「契約内容手続き」を選択する
- 「SIMロック解除のお手続きはこちら」を選択する
- スマホのIMEI番号(識別番号)を入力する
- 注意事項を確認して解除手続きを申し込む
- My SoftBunkにログインする
- メニューの中から「契約・オプション管理」を選択する
- スマホのIMEI番号(識別番号)を入力する
- 注意事項を確認して解除手続きを申し込む
SIMロック解除は、確認事項や入力内容が多くないため、誰でも簡単に手続きできます。
マイページからSIMロック解除を行う場合、スマホのIMEI番号(識別番号)が必要になるため、事前に確認しておきましょう。
IMEI番号(識別番号)の確認方法は、以下の通りです。
対象のスマホ | 確認方法 |
Android/iPhone共通 | ①電話アプリのダイヤルで「*#06#」と入力 ②IMEI番号(識別番号)を確認 |
Android | ①設定アプリから「端末情報」を選択 ②「端末の状態」を選択 ③IMEI番号(識別番号)を確認 |
iPhone | ①設定アプリから「一般」を選択 ②「情報」を選択 ③IMEI番号(識別番号)を確認 |
電話窓口に問い合わせる
ドコモのスマホのみの方法ですが、電話窓口に問い合わせることでSIMロック解除が可能です。
問い合わせ先は、以下の通り。
問い合わせ先 | ドコモインフォメーションセンター |
電話番号 | ドコモ回線:151 一般電話などから:0120-800-000 |
受付時間 | 午前9時〜午後8時 |
ドコモ契約中の方は、ドコモ回線専用の「151(無料)」に問い合わせられます。
本人確認のため「契約中の電話番号」「ネットワーク暗証番号」を伝えられるようにしておきましょう。
解約済みの方や他社回線を利用中の方は「0120-800-000」へ電話して、音声ガイダンスに従ってSIMロック解除手続きができます。
SIMロック解除の注意点
SIMロック解除の注意点は、以下の3つです。
SIMロック解除後に後悔しないように注意点を確認しましょう。
条件を満たしていないと解除できない
各キャリアが定めた条件を満たしていないとSIMロック解除できないため、注意しましょう。
SIMロック解除に必要な主な条件は、それぞれ以下の通りです。
キャリア | 条件 |
ドコモ | ・SIMロック解除対応端末であること ・おまかせロック中/端末ロック中でないこと ・水濡れや大きな破損がある場合、修理後の受付になる可能性あり |
au | ・SIMロック解除対応端末であること ・ネットワーク利用制限にかかっていないこと |
ソフトバンク | ・SIMロック解除対応端末であること ・ネットワーク利用制限にかかっていないこと ・利用料金を滞納中でないこと |
ドコモの「おまかせロック/端末ロック」やau・ソフトバンクの「ネットワーク利用制限」は、解除後の受付になります。
上記は、紛失・盗難の際にスマホの機能を一部制限するための機能なので、基本的に制限がかかっていることはありません。
SIMロック解除対応端末であれば、その他の条件は満たしやすいでしょう。
乗り換え先でスマホが対応していない場合もある
SIMロック解除できても乗り換え先で対応していないスマホは、利用できない可能性もあるため注意が必要です。
MVNOを含む携帯電話会社では、キャリア毎に「動作確認端末(スマートフォン対応機種)」があります。
動作確認端末とは、キャリアが他社スマホに自社のSIMカードを差し込んで動作確認が取れているスマホのことです。
各キャリアの公式サイトの「動作確認端末一覧」から対応スマホを確認できるため、事前に確認しておきましょう。
動作確認端末に記載がないスマホでもSIMカードのサイズが合っていれば差し込みは可能ですが、通信や通話が利用できない可能性があります。
SIMロック解除できないスマホもある
スマホのモデルによって、SIMロック解除ができないものもあるため、注意しましょう。
明確な基準はありませんが、2015年4月以前に発売されたスマホは、SIMロック解除自体ができない可能性が高いです。
2015年4月以前は、携帯電話会社が販売したスマホは、その会社のSIMカードしか使えないのは当たり前でした。
そのため、当時発売されていたスマホは、SIMロックが解除できる仕組みになっていないものが多いです。
しかし、2014年10月に総務省が「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正案を発表しました。
SIMロック解除が義務付けられたことで、2015年5月以降に発売されたスマホはSIMロック解除に対応しています。
SIMロック解除に関するよくある質問
SIMロック解除に関するよくある質問と回答を紹介します。
それぞれ詳しく解説していきます。
SIMロック解除は自分でできる?
SIMロック解除は、自分でもキャリアのマイページから手続き可能です。
キャリア別の手順は、以下の通り。
- My docomoにログインする
- メニューの中から「サービス一覧」を選択する
- 「SIMロック解除」を選択する
- スマホのIMEI番号(識別番号)を入力する
- 注意事項を確認して解除手続きを申し込む
- My auにログインする
- メニューの中から「契約内容手続き」を選択する
- 「SIMロック解除のお手続きはこちら」を選択する
- スマホのIMEI番号(識別番号)を入力する
- 注意事項を確認して解除手続きを申し込む
- My SoftBunkにログインする
- メニューの中から「契約・オプション管理」を選択する
- スマホのIMEI番号(識別番号)を入力する
- 注意事項を確認して解除手続きを申し込む
SIMロック解除は、確認事項や入力内容が多くないため、誰でも簡単に手続きできます。
マイページからSIMロック解除を行う場合、スマホのIMEI番号(識別番号)が必要になるので、事前に確認するのがおすすめです。
IMEI番号(識別番号)の確認方法は、以下の通りです。
対象のスマホ | 確認方法 |
Android/iPhone共通 | ①電話アプリのダイヤルで「*#06#」と入力 ②IMEI番号(識別番号)を確認 |
Android | ①設定アプリから「端末情報」を選択 ②「端末の状態」を選択 ③IMEI番号(識別番号)を確認 |
iPhone | ①設定アプリから「一般」を選択 ②「情報」を選択 ③IMEI番号(識別番号)を確認 |
SIMロック解除は何のために必要?
SIMロック解除は、利用しているスマホを別の携帯電話会社でも使えるようにするために必要な手続きです。
スマホにSIMロックがかかっていることで、購入元の携帯電話会社以外のSIMカードを利用できません。
2021年10月以降に発売されたスマホを利用している方は、法改正に原則SIMロックがかかっていないため、SIMロック解除は不要です。
しかし、2021年9月以前に発売されているスマホは、SIMロック解除が必要となります。
他社の大手キャリアや格安SIMへの乗り換えを検討している方は、SIMロック解除をしておきましょう。
SIMロック解除できたか確認する方法は?
SIMロック解除できたか確認する方法は、以下の通りです。
【iPhoneの場合】
- 設定アプリ内の「一般」を選択する
- 一番上の「情報」を選択する
- SIMロックの項目が「SIMロックなし」になっているか確認する
【Androidの場合】
- 利用したいSIMカードをスマホに差し込む
- 設定アプリの「端末情報」を選択する
- 「SIMカードの状態」を選択する
- ステータスが「許可」になっているか確認する
iPhone/AndroidどちらもOSや機種によって、操作や名称が異なる場合があるため、キャリアの公式サイトなども参考にしましょう。
SIMロック解除は無料ですか?
SIMロック解除は、全携帯電話会社で無料でできます。
以前は、オンライン手続きによるSIMロック解除以外は、1台につき3,300円の事務手数料が必要でした。
しかし、法改正された2023年10月以降、ショップや電話窓口でのSIMロック解除手続きも無料となっています。
【まとめ】SIMロック解除すれば乗り換え先でもスマホが使える
本記事では、「SIMロック解除とは何か」「SIMロック解除方法」について解説しました。
SIMロック解除することでスマホ購入元以外のSIMカードも利用できるため、月額料金が安い格安SIMなどへ乗り換えやすくなります。
主な解除方法は、以下の通りです。
年々条件が緩和されており、2024年9月時点では、店頭でSIMロック解除した際の事務手数料3,300円も不要になりました。
また、法改正により2021年10月以降に発売されたスマホは、SIMロックが原則禁止になっています。
そのため、今後発売されるスマホは、SIMロック解除が不要です。
SIMロック解除が必要なスマホをお持ちの方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。
SIMロック解除ではここを押さえよう!
- SIMロックを解除すれば、乗り換えてもSIMを使える
- 2021年10月以降に発売された機種はSIMロックなし
- SIMロック解除は全携帯電話会社で無料でできる
「ぴんとりと暮らし by PinT 」はPinT社員が監修しています。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新情報とは異なる場合があります。最新の価格や商品の詳細等については、各公式サイトよりご確認ください。
Kurashi no Hint
暮らしのヒント
「ぴんとりと暮らし」では、暮らしに役立つヒントをお届けしています。
興味のある項目をぜひご覧くださいね!
SIMカード
インターネット
ウォーターサーバー
ahamo(3)
au(2)
eSIM(2)
IIJmio(1)
iPhone(1)
mineo(2)
UQモバイル(2)
スマートフォン(4)
乗り換え(1)
格安SIM(14)
格安SIMキャンペーン(2)
楽天モバイル(8)
キーワード一覧
ぴんとり、SIMロック解除って知ってる?
???
まあ、そうだよね(笑)。SIMロック解除っていうのは、スマホを自由に他のキャリアで使えるようにすることだよ。キャリア変更したい時に便利なんだ!
おぉ~♪
そうそう!でもね、解除の仕方にはちょっと手順があって、注意点もあるんだよ。自分でやるときは、キャリアのウェブサイトで手続きするんだけど、条件が合わないと解除できないこともあるから気をつけて!
むむっ!
そこに反応するとはさすが(笑)。でも大丈夫、しっかり手順を踏めばそんなに難しくないし、メリットも大きいから挑戦してみてね!